2017-5-30 思慮

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核家族化が進む中での高齢者の増加、やはり「孤独死」というのは増えているようです。

 

東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内だけでも1日あたりなんと、10件前後の孤独死が発生しているというから驚きです。

さらに、内閣府の調査によると、高齢者のうち「最期を迎えたい場所は自宅」と回答している人が2人に1人以上いるといいます。そんな状況の中、今後さらに増えていくのは間違いないようです。

 

ご高齢の身内がいる方は、ぜひ常々動向を気にかけていただきたいものですが、身内がいないという孤独な高齢者が多いのもまた事実。

しかし、そうなると特に不動産の賃貸オーナーにおいては保有物件における孤独死の問題は避けては通れない切実な問題のようです。

 

こんな話もあります。

 

2012年深夜、ある木造アパートの住人が変なモノが上から垂れてきたことに気づき、跳び起きたそうです。

警察に通報すると、2階に住む65歳の男性が孤独死を遂げていたことが発覚する。上から垂れてきたモノ、それは、死んだ男の体液だったそうです…。

 

遺体はそのまま放置されると腐乱して溶け、体の組織が液状化するのだといいいます。

その住民の方がその後引越したのかどうかは定かではありませんが、もし自分の住んでいるアパートの上階で孤独死が起こったら…住み続けるのはちょっと難しいですよね。

 

そうなると大家も本当に大変。店子に出て行かれて、次の入居者募集の際に隠すわけにもいかず…。しかも、そのような場合の「特殊清掃」の費用も高額になることも珍しくないのだとか。

特殊清掃の料金は本来、保証人または相続人に支払う義務が生じますが、保証人が他界していたり、相続人が相続放棄をしていたりすると、結局は大家にしわ寄せがいくケースが多いのだといいます。

 

本来であれば、孤独死そのものを減らす対策ができればベストなのですが、やはり現実的には死を事前に察知するのは不可能に近いのだそうです。

 

ここからは、ある大家さんが語る孤独死現場の実録と、孤独死現場の動画をご紹介します。

 

孤独死現場の実録

 ある日、近隣住民より、隣から異常な臭いがするとの連絡があり物件に行ってみると、一人入居の初老男性の部屋から異常な臭いが漂っています。ドアをノックするが応答はなく、コレは異常だと判断し警察へ立会いを求めました。

 

 10分ほどで警察官が到着し、事情を説明すると警察官は即分かった様子で、(死臭で)「これは亡くなっているな~」と一言。合鍵で室内に入ってみると布団に横たわった腐乱遺体が…とてもじゃないですが正視できません。

 

 遺体が発見され、事件なのか孤独死なのか?警察による実況見分が始まります。それと併せて大家である私にも入居者の契約内容や生活状況の聞き取りが行われました。そして最後に遺体が入居者本人であるかの確認を求められたのですが、遺体は腐乱状況が酷く、顔の区別なんて付きません。最終的には突発的な病死との判断で事件性はないとのことでした。遺体は警察の方が引き取ってくださり、専用の袋に入れて持っていってくれました。

 

 今回のケースでは保証人は付いていませんでしたので、保証人に頼る事も出来ないことを警察に相談したところ、遺骨の引き取り手と連絡がついたので、大家さんに連絡するように伝えましたとのこと。(亡くなった男性の兄だが、プライバシーの問題で警察は相手の連絡先を教えてはくれない)

 

 その間に、強烈な臭いを放つ布団をブルーシートで包みゴミ処理場に運んで処分し、室内はハエや蛆が無数に沸いているためにバルサンを焚き虫を駆除していました。

 

 その後、遺族からの連絡を待ったのですが、3日経っても連絡がありません。(結局、遺族からは最後まで何一つ連絡はありませんでした)

 

 保証人でもない訳ですから、大家側としても強く追求することができませんので、今回は相続意志無しとみなし荷物を大家側で処分することにしました。相変わらず臭いは強烈ですが、初老男性の独り暮らしですので、軽トラ1杯分程度の荷物(市の処理場で5,000円~6,000円ほど)でした。

※出典:http://www.rakumachi.jp

 

この大家さんはご自分で荷物を処分されたので費用は最小限で済んだそうですが、これを業者に頼むと相当の費用がかかります。

もちろん、その後の特殊清掃(リフォーム)も必須ですが、その費用は特殊な専用保険でなくても、通常大家さんが加入している火災保険の『汚損破損特約』でも対応できるとのこと。
適応範囲は、体液が染み込んだ床や臭いが染み付いたクロス等に限定されますが、それでもクロス・CFを張り替えると臭いはほとんどなくなるんだとか。

 

ちなみに、特殊清掃費用は「相続人を特定すること」「相続人が相続放棄していないこと」という条件が揃えば、大家さんは相続人に請求(取り立て訴訟)することも可能だそうです。

とはいえ、大家さん側としてはやはり火災保険に加入することがまずは最善の対策かもしれませんね。

 

孤独死現場の映像【閲覧注意】

※かなり強烈な映像もありますので、苦手な方は再生しないで下さい

 

やはりというか、あまりにも凄惨な状況です。

核家族化と超高齢化社会という社会構造的な問題のため、孤独死を減らすための対策というのは非常に困難だとは思いますが…。

 

この国の戦後の経済復興に携わってくださった世代の方々ですし、可能な限り尊厳ある最期を迎えていただくためにも、とりあえず身内に高齢で一人暮らしの親やご親戚がいらっしゃる方には、極力頻繁に連絡を取るなどその身を案じて頂くことで、少しでも孤独死が減ることを願わずにはいられません。

 

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引用元:
http://www.rakumachi.jp/news/column/39563/
 

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