2017-6-10 怒り

安倍政権が今国会中になんとしても成立させたいとしている『共謀罪』。

大臣の答弁もムチャクチャだが法案の中身もメチャクチャだ。

 

なんと、現行法と辻褄が合わないどころか、「共謀」つまり計画だけより、犯行に着手したほうが罪が軽くなる場合もあるというのだ。

 

【例①】窃盗罪

2人以上で窃盗を計画し、うち1人が準備行為をすれば窃盗に着手していなくても共謀罪が成立し、刑の免除はない。
ところが、共謀した誰かが窃盗に着手したものの思い止まり未遂に終わった場合は、刑法の「中止犯」が適用され、刑の減軽または免除が受けられる。
つまり、計画しただけで犯罪者なのに、「計画をさらに進めて実行に移して中止した方」は罪に問われない可能性があるのだ。

 

【例②】傷害罪

2人以上で傷害を計画し、うち1人が準備行為をすれば共謀罪が成立。
ところが、計画から実行に着手したが障害に至らなかった場合は、傷害罪に未遂の規定はないため無罪放免。
つまり、計画は犯罪なのに、実行に移して失敗した”傷害未遂”は無罪となる。

 

【例③】強盗罪

強盗の共謀罪の量刑は5年以下の懲役または禁錮だが、強盗予備罪は2年以下の懲役。
計画段階から次のステップ(予備)に進めた方が軽い刑で済むことになる。

 

思わず笑ってしまうほどのデタラメだが、日刊ゲンダイ(紙面)の当記事内で、共謀罪に詳しい弁護士の小口幸人氏はこう憤っていた。

「笑い話じゃありません!法律のロジックへの大きな侮辱です。法務省の官僚がこんな法案を提出すること自体信じがたいが、加計学園問題で会期延長をしたくない政府は、こうした矛盾も無修正で通そうとしている。
法体系よりも”自己保身”ということなのでしょうか」

 

もっとも、獣医学部新設の範囲を限定した(これで京産大は断念に追い込まれた)ことについて問われ、「獣医師会からの要望があったわけであります」と、国会答弁ですぐバレる嘘を臆面もなく平気で吐くようなリーダーが強引に進めているのだから、デタラメなのは仕方ないとしても、今国会内成立ありきで修正もないままこのまま成立させるつもりなのであれば許されない。

 

あたたはどう思いますか?

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引用元:
日刊ゲンダイ(紙面)
 

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